【2025年最新版】ピースのタバコ全種類を徹底比較!味・香り・値段からあなたに合うおすすめの一本を見つける完全ガイド!

70年以上の歴史を誇る日本のたばこブランド「ピース」。

その豊かで気品のある香りと、上質なバージニア葉が織りなす深い味わいは、多くの喫煙者を魅了し続けています。

しかし、ショートピースから最高峰のザ・ピースまで種類は多岐にわたり、「どれが自分に合うのか分からない」「味の違いが想像できない」と感じている方も少なくないでしょう。

この記事は、そんなあなたのための「ピースの教科書」です。現在販売されている全銘柄から販売終了となった銘柄まで、そのすべてを網羅します。

タール値や価格といった基本情報はもちろん、ピースの歴史なども解説していきます。

【刺激と洗練を纏う、次世代の一服体験】ノンニコ・ノンタールで吸いごたえ抜群のVAPE X
VAPEXのここがすごい
  • ニコチン・タール不使用ながら、圧倒的な吸引体験を実現
  • 金属仕上げの高級感あるミニマルデザイン
  • 一つのフレーバーポッドで紙タバコ30箱分の吸引が可能

刺激と洗練を両立した次世代型電子タバコ「VAPE X(ベイプエックス)」が、2025年8月10日よりついに登場。

ニコチンやタールを含まない設計ながら、しっかりとした吸いごたえを実感できるのが特徴。さらに、メタル仕上げの洗練されたデザインとインテリジェントディスプレイを備え、日常に馴染むスタイリッシュな外観を実現しています。

フレーバーポッド1箱で紙巻たばこ約30箱分に相当する吸引回数があり、コスト面でも優れたパフォーマンスを発揮。ラインナップは「トロピカルフルーツ」「クールミント」「スモーキーシガー」の3種から選べ、シーンや好みに合わせた楽しみ方ができます。

目次

ピースってどんなタバコ?70年以上愛される歴史とデザインの魅力を解説

ピースが単なる嗜好品ではなく、一つの文化として多くの愛煙家に親しまれている背景には、その誕生に込められた想いと、時代を超えて受け継がれるデザインの力があります。

70年以上の長い歴史の中で、ピースはどのようにしてそのブランドを確立してきたのでしょうか。

ここでは、その揺るぎない魅力の根源である歴史とデザインについて、深く掘り下げていきます。

ピースの物語を知ることで、手にする一本がより特別なものに感じられるかもしれません。

ピースは平和への願いを込めて誕生したJTのロングセラー

発売当初のパッケージ(引用先

ピースが初めて世に出たのは、第二次世界大戦終結の翌年、1946年1月13日のことです。

戦後の混乱期に、人々の心に夢や希望、そして平和な未来への願いを届けたいという想いから「ピース」と名付けられました。

当時、たばこは配給制でしたが、ピースは戦後初の自由販売銘柄として登場します。

価格は10本入りで7円と、他のたばこが20銭から60銭だった時代においては破格の高級品でした。

それでも人気はすさまじく、販売数に制限がかけられるほど。

この歴史的な発売日は、後に愛煙家たちによって「たばこの日」として制定されるほど、象徴的な出来事となったのです。

有名デザイナーが手掛けた象徴的なパッケージデザイン

有名なピースのパッケージデザイン(引用:https://www.lsando.com/oldcigarette/oldcigarette8.htm

ピースの象徴ともいえるパッケージデザインが誕生したのは1952年のことです。

手掛けたのは、アメリカの著名な工業デザイナーであるレイモンド・ローウィ。彼は「ラッキーストライク」のパッケージをデザインしたことでも知られる巨匠です。

デザインの主役であるオリーブの枝をくわえた鳩は、平和のシンボル。

レイモンド・ローウィさん(引用:https://hamit.amebaownd.com/posts/4217974/

そして背景の深い紺色は、ローウィが日本を訪れた際に学んだ「高貴な色」から着想を得たと言われています。

この独特の色合いは「ピース紺」と呼ばれ、色彩の世界でも一つの色調として認識されるまでになりました。

当時の日本専売公社が150万円という高額なデザイン料を支払ったことも大きな話題となり、この普遍的で洗練されたデザインがピースのブランドイメージを確固たるものにしたのです。

【2025年最新】ピース タバコの全種類一覧!値段・タール・味を比較

現在、コンビニやたばこ店で購入できるピースには、どのような種類があるのでしょうか。

伝統的な味わいを守り続ける銘柄から、現代のニーズに合わせて吸いやすさを追求した銘柄、さらには特別な日のための高級ラインまで、そのラインナップは実に多彩です。

ここでは、現在販売されているピースの全銘柄を一覧表にまとめました。

まずはこの表で全体像を掴み、それぞれの特徴を比較しながら、あなたの好みに合いそうな一本を見つけてみてください。

銘柄名価格(税込)本数1本あたりの値段タール含有量ニコチン含有量

ショートピース
300円10本30円28mg2.3mg

ロングピース
600円20本30円21mg1.9mg

缶ピース
1,500円50本30円28mg2.3mg

ピース・ライト・ボックス
600円20本30円10mg0.9mg

ピース・スーパーライト・ボックス
600円20本30円6mg0.6mg

ピース・リトルシガー
650円20本32.5円不明不明

ザ・ピース
1,000円20本50円10mg1.0mg

ショートピース

引用:ショートピース

1946年の発売当初から続く、ピースの原点ともいえる銘柄です。

フィルターのない「両切り」タイプで、タール値は28mgと国産たばこの中でもトップクラスの重さを誇ります。

そのため、初心者には少しハードルが高いかもしれませんが、上質なバージニア葉が持つ芳醇な香りと濃厚な甘みを、フィルターを介さずダイレクトに味わえるのが最大の魅力でしょう。

煙を肺に入れず、口の中でゆっくりと味わう「口腔喫煙(ふかす)」で楽しむ愛好家が多いのも特徴です。

ただ、取り扱っているコンビニが少ないのが残念なところです。購入した方はお近くのタバコ屋に行くか、オンラインでの購入を検討しましょう。

価格は10本入りで300円です。

ロングピース

引用:ロングピース

「金ピース」の愛称で親しまれる、こちらもピースの定番商品です。

タール値は21mgと高めですが、フィルターがあることでショートピースよりも吸いやすく、バランスの取れた味わいを実現しています。

その風味が「フルーツのような華やかな香り」や「上品な甘さ」と表現され、多くの喫煙者に支持されています。

一本でしっかりとした満足感が得られるため、長年のヘビースモーカーからも根強い支持を集めています。

ソフトパッケージのデザインも、昔ながらの雰囲気を好むファンに愛されています。

価格は20本入りで600円です。

缶ピース

引用:缶ピース

ピースの原点であるショートピースを50本、気密性の高い缶に詰めた製品です。

中身のたばこ葉はショートピースと基本的に同じですが、密封された缶で保管されるため、葉の湿度や香りが保たれやすいという大きなメリットがあります。

そのため、愛好家の間では「ショートピースよりも味がまろやか」「辛みが少ない」と感じるという声も聞かれます。

アルミのシールを剥がした瞬間に立ち上る、凝縮された甘い香りは、缶ピースならではの特別な体験と言えるでしょう。

こちらもショートピース同様コンビニでの取り扱いは少ないため、お近くのタバコ屋かオンラインでの購入を検討する必要があります。

価格は50本入りで1,500円です。

ピース ライト ボックス

引用:ピース ライト ボックス

タール値を10mgに抑え、現代の喫煙者の好みに合わせて開発された「現代版ピース」とも呼べる銘柄です。

ピース伝統の上質な香りを守りつつも、より軽やかで吸いやすい喫味を実現しています。

その香りは「バニラ」や「紅茶」のようだと表現されることが多く、非常に上品で複雑なニュアンスを持っています。

やさしい甘みと程よい吸いごたえから、ピースを初めて試す方や女性にも人気が高く、入門用として最適な一本かもしれません。

価格は20本入りで600円です。

ピース・スーパーライト・ボックス

引用:ピース・スーパーライト・ボックス

現行のピースファミリーの中で最も軽い、タール6mgの銘柄です。

ピースが持つ特有の華やかで奥深い香りのエッセンスはそのままに、究極の吸いやすさを追求しています。

口当たりは非常にやわらかく、雑味の少ないクリアな味わいが特徴です。

普段から軽めのたばこを吸っている方や、ピースの重厚なイメージに少し抵抗があった方にとって、ブランドの魅力を気軽に体験できる最適な選択肢となるでしょう。

価格は20本入りで600円です。

ピース・リトルシガー

引用:ピース・リトルシガー

葉巻の一種であるリトルシガーは、通常の紙巻たばことは異なる、より豊かで香ばしい香りが特徴です。

ピース・リトルシガーは、ピースのDNAであるバージニア葉100%のまろやかさと、リトルシガーならではの香り高さを融合させることを目指して開発されました。

火を付ける前の甘いバニラのような香り、そして吸った時のクセのないまろやかな味わいは、仕事終わりのリラックスタイムや、ウイスキーなどの洋酒と共にゆっくりと愉しむのに最適です。

また、リトルシガーは測定方法が確立されていないため、タール・ニコチン値の記載はありません。

価格は20本入りで650円です。

ザ・ピース

引用:ザ・ピース

JTが持つ技術の粋を集めて創り上げた、ピースブランドの最高傑作です。

コンセプトは、米を極限まで磨き上げて雑味を取り除く日本酒の「大吟醸」。

その言葉通り、厳選されたバージニア葉の中からさらに「旨み」を多く含む葉だけを選び抜き、特別な製法で雑味を取り除いています。

開封するまで芳醇な香りを完全に封じ込める「アロマパック」が採用されており、その香りは「スポンジケーキ」のようだと評されることも。

こちらも、コンビニでの取り扱いは少ないため、お近くのタバコ屋かオンラインでの購入を検討する必要があります。

価格は20本入りで1,000円と、ピースのシリーズで最も高価です。

【販売終了】今はもう吸えない幻のピース タバコの種類まとめ

ピースの長い歴史の中では、数多くの個性的な銘柄が生まれ、そして惜しまれつつも姿を消していきました。

現在では手に入れることができなくなってしまいましたが、これらの銘柄は多くのファンの記憶に深く刻まれています。

ここでは、そんな「幻のピース」の中から、特に印象的だった銘柄や限定品をいくつか振り返ってみたいと思います。

過去の銘品を知ることは、ピースというブランドが常に進化と挑戦を続けてきた歴史そのものに触れることであり、ブランドへの理解を一層深めることに繋がるでしょう。

多くのファンに惜しまれた「ピース・アロマ・インフィニティ」とは?

引用:ピース・アロマ・インフィニティ

「ピース・アロマ・インフィニティ」は、ザ・ピースに次ぐ高級ライン(20本入りで630円でした。)として位置づけられ、多くの愛好家を生んだ銘柄です。

タール8mgと吸いやすく、ピース本来の上質な香りとバニラの甘い風味をバランス良く楽しむことができました。

D-SPEC(ディースペック)と呼ばれる、煙の臭いを低減する技術が採用されていたのも特徴で、周囲への配慮と自身の満足感を両立したい喫煙者から高い評価を得ていました。

2024年12月頃に販売が終了してしまい、その味を惜しむ声が数多く聞かれました。

過去に発売された限定ピースの歴史

ピースは、節目の年に特別な限定銘柄を発売してきました。

ここではいくつか選定して紹介していきます。どれもパッケージのデザインが華やかで、見ているだけでも楽しめます。

ピース・クラシック

引用:ピース・クラシック

例えば、2016年の発売70周年記念では「ピース・クラシック」が登場。

さらなる飛躍を遂げていきたいとの想いをこめて「温故知新」をコンセプトとし、ピースの芳醇な香りと豊かな味わいをベースに、現代的な技術でさらに華やかな香りを実現した銘柄でした。

価格は20本入りで1,500円と、かなり高価な価格設定でした。

ピース・アロマ・ヴィンテージ

引用:ピース・アロマ・ヴィンテージ

2019年には、5年以上もの長期熟成を経た希少なバージニア葉を100%使用した「ピース・アロマ・ヴィンテージ」が発売され、凝縮されたなめらかな味わいが話題となりました。

2024年5月に数量限定で再販売された際にも注目が集まりました。

価格は現行のザ・ピースと同じで20本入りで1,000円でした。

ピース・オリジン・オブ・バージニア・リーフ

引用:ピース・オリジン・オブ・バージニア・リーフ

2021年の75周年には、バージニア葉の原点である米国産の葉のみを使用した「ピース・オリジン・オブ・バージニア・リーフ」が発売されました。

ピースが長年こだわり続けた、バージニア葉の香り、その原点を追求した特別なピースでした。

価格は現行のザ・ピースと同じで20本入りで1,000円でした。

ピースのタバコに関するよくある質問

ここでは、ピースに関して多くの人が抱く疑問にお答えします。

ピースはコンビニで買える?取り扱い種類は?

ピースの主要な銘柄は多くのコンビニエンスストアで購入することが可能です。

特に「ロングピース」や「ピース・ライト・ボックス」といった定番商品は、ほとんどの店舗で取り扱いがあります。

ただし、「ザ・ピース」のような高級ラインや「缶ピース」などは、コンビニでは見かけることが少なく、品揃えの豊富なたばこ専門店での購入が確実です。

店舗の規模や地域によっても在庫状況は異なるため、お目当ての銘柄がある場合は事前に確認することをおすすめします。

ピースを吸っている有名人・芸能人は?

ピースは、その歴史の中で多くの文化人や著名人に愛されてきました。

ピースを愛した有名人・芸能人

映画監督 小津安二郎

作家 山本周五郎

作家 池波正太郎

落語家 桂歌丸

映画監督の小津安二郎氏や作家の山本周五郎氏、俳優の森繁久彌氏などが好んだと言われています。

また、作家の池波正太郎氏は毎日最低1缶の缶ピースを喫煙するほどの愛好家だったそうです。

落語家の桂歌丸師匠もピースが好きな銘柄だったとされています。

時代を彩った多くのクリエイターたちが、ピースと共に創作活動に励んでいたのかもしれません。

ピースのソフトとボックスの違いは?

たばこのパッケージには、紙で包まれた「ソフト」と、硬い箱に入った「ボックス」の2種類があります。

ピースでは「ロングピース」がソフトタイプで、その他の多くの銘柄がボックスタイプです。

両者の最も大きな違いは、パッケージの頑丈さです。

ボックスは中のたばこが潰れにくいというメリットがありますが、ポケットに入れるとかさばりやすい側面もあります。

一方、ソフトは角が丸く、ポケットに入れやすいのが特徴です。中身のたばこや本数、価格に違いはないため、持ち運びのスタイルや好みで選ぶと良いでしょう。

まとめ

本記事では、日本のたばこ文化を象徴するブランド「ピース」について、その歴史的背景から現行・過去の全銘柄、味と香りの詳細な分析など、多角的に掘り下げてきました。

このガイドが、あなたがピースの広大な世界を探求し、自身の好みやライフスタイル、そしてその時々の心情に寄り添う、かけがえのない一本を発見するための一助となれば幸いです。

あなただけの至福の一本を見つけ、ピースが70年以上にわたって紡ぎ出す、豊かで気品に満ちた香りの世界を心ゆくまでお楽しみください。

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